洗濯機を机にベランダから

机じゃなくてベランダの洗濯機にパソコンを置いて書いてます。どいせ洗濯機の上で作られた記事だって、さらっと読んでもらえると◎

モテるバンドマン君はボディタッチをしない

 

バンドマン君と最近友達になった。
今日コメダ珈琲でお喋りしていたのだけど、聞く限りこの子はやたら女子にモテる。
わ、ネタになるかも、と下心むきだしでバンドマン君に質問してみた。

「なんでそんなにモテるの?何かテクニックとかある?」

普通はみんな恥ずかしがって濁すけど、その回答が、今回はちょっと新鮮だったので共有。

「俺ね、ボディタッチしない」

ほお!
安いモテテクが流通してしまっているせいで、
腰に手をまわしてエスコートしてくるレディファースト勘違い野郎とか
髪サラサラだね、と言って触ってくるプライバシー0野郎とか
狭い道を通ろうとするとき、ちょっとどいて、と必ず肩を触ってくる野郎とか
「お前これ好きだろ」みたいな顔して無許可に触れてくる男性が増えてきている中、これは新鮮だった。


スキンシップのつもりでも、レディファーストのつもりでも、関係値のできていない男性からされると違和感しかない。
人は、意外と感覚が鋭くて、そのボディタッチにはちょっとでも下心が籠もっているのかどうか、敏感に嗅ぎ分けることができる。
頼んでもないのに、安い下心込みのモテテクを披露される身にもなってください。
私じゃなくて他の女で効果があるか実験してください。
と最近もやもやしていたので、好感度が高いです。


「でも、唯一触るときがある。」


とバンドマン君。
そんな韓流な塩顔して、やっぱり触るときは触るんですか。
そんな韓流な塩顔して、これで女はきゅんとする、みたいなエセ正攻法をあなたも語ってしまうのか。

「ボディタッチというか...」

バンドマン君いわく、誰とデートしていても、どんなデートコースでも、その触る機会はやってくるのだが、それは、女性と2人で道を歩くときだそうだ。
確かに、どんな女性とどんなデートをしても必ず一緒に道は歩く。
下手したら、デートの大半を歩いて過ごすこともあるかもしれない。
バンドマン君は、そのとき、必ず女性を歩道側に置くように気をつけているみたいだ。
でも正直、女性は歩道側に、なんて王道のような気もしたけど、これ、バンドマン君にされたときがあって、すごく印象に残っている。

一般的に、男性は「黙って」歩くときのポジションを車道に合わせて左右に移動するけど、バンドマン君は女性の袖をクイっとひっぱって移動させる。

黙ってポジション移動させられても、さりげなさすぎて気づかない場合が多いし、男性がそうするのは当たり前でしょ感が出てしまう。

だけど、バンドマン君の場合は、歩いてるときにいきなりグイっと引っ張られるもんだから、ちょっとびっくりする。
「あ、私のために歩道側に引っ張ってくれたんだね」と記憶に残る。
本当にささやかな違いなのに、あのときは、守られてる感がすごかった。


「純粋に、好きな女性は守りたいと思うよ。
エスカレーターに乗るときも、俺は後に乗って、女性が万が一転んだときに支えられるようにしたいし、エレベーターに乗るときも、俺は先に乗って、人でぎゅうぎゅうの中、変なことされないように女性は視界の中に置いておきたいし。
それにさぁ、もし自分のせいで、車に轢かれたらやだもん。」

下心とかモテテクとか、そういう下世話な感覚でバンドマン君はやっていなくて、単に「好きな女性は守りたい」って思いから「グイっと」やっているらしいです。
欲望のボディタッチよりも、思いやりのボディタッチの方が、印象に残るんだなぁ。

 

女性の自立がよしとされてる時代の中で、女性の貞操感も低くなってきている中で、自分の人生自分の2本足で立ってやる、て意気込んでる女性も多い中、「好きな女性は守りたいよ」ていう言葉は殺し文句だと思う。

石持って、木の実擦って、草で身体覆ってた頃から、女性だけだは生きていけないことは、万国共通、明白だ。こんな時代に聞く「女性は守りたい」ていう言葉に、遺伝子レベルでグラつかない女子はいないだろう。

 
ただ、バンドマン君の守りたい女性は大量にいるので、器はただのチャラ男です。

atこれは洗濯機を机にしながらベランダで書いています。